ゲーム会社社員の英語学習日記

TOEIC満点、英検1級合格の会社員の英語学習ブログです。

Part1,Part2のDirection時間の有効活用

今回はTOEICテストの攻略法の一つ「Part1,Part2のDirection時間の有効活用」について説明します。この攻略法は人によっては「邪道」なのですが、非常に有効な方法です。TOEICをはじめて受ける人なら、これをやるかやらないかで50点以上はスコアが変わってくるでしょう。

Part1,Part2のDirection時間の有効活用法とは?

TOEICのPart1,Part2の前には1分半程度のDirection(説明)があります。この説明は毎回同じ内容なので聞く必要がありません。そこでこの時間を使って以下の二つのどちらかを行うのです。

  • Part3,Part4のリスニング問題を先読みする。
  • Part5の文法問題を解く。

Part1とPart2の説明は合わせて3分以上あります。120分の試験で試験時間が3分以上増えるのですから、これを使わない手はありません。有効に活用させてもらいましょう。

この方法はTOEIC試験のルール違反では?と思う人もいるようですが、特に注意されることは無いようです。私は10回以上この方法でTOEICを受けていますが、注意されたことはありませんし、ネット上でも注意されたという話を読んだことがありません。おそらくTOEICのマニュアル上、OKなのだと思います。

ちなみに会社などで行われているTOEICのIP試験の場合、問題のシールを切ってから試験を開始するまでに数分空く場合があります。この辺いい加減ですよね。その時間はもちろん有効利用しましょう。

Part3,Part4のリスニング問題を先読みする

Part1,Part2の説明時間を使ってリスニング問題の先読みを行う方法です。リスニング問題をあらかじめ読んでおくことで、難関のPart3,Part4を有利に進めることができます。

具体的なやり方ですが、まず試験開始直後からPart3を開いて読みます。このときはPart1の説明が流れています。Part1の説明が終わるまでの間に読めるところまで読みます。問題文と選択肢をセットにして読みましょう。1セット(問題文3つ、選択肢4x3)をすべて読めば、ある程度どのような内容なのか推測できるはずです。読んだ内容自体は細かく覚えておく必要はありません。これは実際にPart3,Part4が始まるときに読むスピードを上げるための準備なのです。

Part1の説明が終わったら(Let's begin No1というアナウンスで終わる)Part1に戻って問題を解きます。Part1が終わったらPart2の説明が始まるので、また先ほどのようにPart3に戻って問題を読みます。Part3がある程度読めているならPart4の前半を読むのもいいと思います。私はPart1の説明のときにPart3を、Part2の説明のときにPart4を読むようにしています。

Part5の文法問題を解く

Part1,Part2の説明時間を使ってPart5の文法問題を解く方法です。Part5の文法問題に使える時間は1問30秒程度なので、3分強の時間があれば7問程度解けます。リスニングが終わった時点で7問が解答済みなので、相当余裕を持ってリーディング問題を進められます。Part7の後半で時間が足りなくなる人はこちらを選んだほうがよいと思います。

TOEICのスコアが800を超えてくるとリーディングの速度が上がってくるのでPart7で時間が足りなくなることは無くなるでしょう。時間が余るようになってきたらリスニング問題の先読みに切り替えましょう。

リスニング試験中に文法問題を解く場合、Part1の説明終了後に一度リスニングに戻る必要があります。Part1が終わった後でまたPart5に戻るのは意外と面倒です。時間も勿体無いので、最初にPart5をはじめるときに問題の上端を折っておきましょう。これでPart1終了後にPart5にすぐに戻れます。