ゲーム会社社員の英語学習日記

TOEIC満点、英検1級合格の会社員の英語学習ブログです。

三鷹でTOEICセミナー

今日は三鷹まで出かけてTOEICのセミナーを受けてきました。三鷹までちょうど一時間か。遠いなぁ。

今回は2つのセミナーを受講しました。

最初は神崎先生の単語帳出版記念サイン&握手会&トーク。
http://toeicblog.blog22.fc2.com/

2つ目はエッセンススクールの森田先生の上級者向けTOEIC講座。
http://toeicjuken.seesaa.net/

自分用に細かくメモを取っておいたので相当詳しく書けるのですが、全部書いちゃうとさすがにまずいので要点だけ紹介しますね。

神崎先生の話は最初に単語帳の構成・使い方について説明がありました。この単語帳のポイントは例文にあるそうです。例文の長さを7〜8語と短くしてリスン&リピートをやりやすくしてあります。付属CDとは別に音声ファイルがダウンロードできるようになっていて、そちらではリピーティングを行うための無音の部分が追加されているそうです。何度もリピーティングできるように繰り返し収録されていて、見開きの10単語で10分程度となるそうです。これはトレーニングがやりやすそうですね。英語を英語のまま理解できる回路の構築を、リスン&リピートの繰り返しで目指して欲しいということでした。

サポートページ&音声のダウンロードはこちら。
http://toeicblog.blog22.fc2.com/blog-entry-626.html#more

単語帳の次はTOEIC対策の話でした。満点を何度も取られている神崎先生なので試験対策の話になるのかと思ってましたが、180度逆方向の内容です。「TOEICのスコアを使って欲しいが、スコアに使われないで欲しい」「自分を高めるためにTOEICを使って欲しい」「スコアにしばられてしまって本来の目標を忘れたり、おろそかになってしまうとよくない。バランスを考えて欲しい」ということをかなりの時間語られました。最近のTOEIC人気とスコア偏重の傾向を心配されているようです。

TOEIC対策をする場合でも、TOEICでしか役に立たない練習ではなく、TOEICでも現実でも役に立つ勉強をしてほしい。例えばPart2,Part3の会話のパターンを覚えて使ってみるとか、Part7で英文のメールの書き方を学ぶとか。

またTOEICを中心に勉強しているとspeakingとwritingが弱くなるので、こちらもできるだけやったほうがよいそうです。writingならLang8というお互いに外国語を添削しあうSNSがあるので、そちらを使ってみてはどうかと紹介がありました。

英語学習の4要素というとlistening, speaking, reading, writingの4つがありますが、もう一つの切り口としてLanguage focused learing, fluency practiq, meaning focused input, meaning focused outputという分類方法を教えていただきました。詳細は書くと大変なので省略しますが、英語学習者は常に意識しないといけない要素だということがよくわかりました。今回ホワイトボードに書かれた図はワードで作って壁に貼っておくことにします。

最後はQ&Aでした。派生語の覚え方について聞きたかったのですが、他の方が質問されたのでそちらで解決しました。やはり英英辞典で例文を探すしか無いようですね。沢山質問が出たのですが、どの質問もいい質問だったので大半をメモに取りました。質問にも出ましたがmeaning focused inputとmeaning focused outputへの取り組みはやっぱり大変そうですね。僕の場合CNNを聞くのと、仕事で使うマニュアルや専門書(英文)を読むのがmeaning focused inputになりますが、outputは全然ありません。これは英会話学校に言っても駄目ですよね。相手に伝える必要性やどうしても伝えたいことがないと難しい。案外、海外旅行に行くのが手っ取り早いのかもしれません。

神崎先生の講演はこんな感じでした。講演後のサイン&握手会は長蛇の列。さすが神崎先生、大人気です。僕もサインをもらって握手してもらいました。リーディング&リスニングBOXを持っていけばよかったかな。

長くなったので森田先生の講演は別のエントリーにします。