ゲーム会社社員の英語学習日記

TOEIC満点、英検1級合格の会社員の英語学習ブログです。

「お世話になっております」を英語で言えますか

今日はデイビッド・セイン氏の「『お世話になっております』を英語で言えますか」を読んでました。この手の表紙がイラストの英語勉強本は沢山あるのですが、この本は中身の大半が漫画になっているので大変読みやすかったです。

 

世に沢山あるイラストを適当にちりばめた本ではなく、ガチで漫画で英語を説明する本になっていますね。これは最初にプロットをしっかり作っておかないと作れない本ですよね。漫画本編の絵もかなり高いレベルで安定しています。このクオリティの本が増えてくれば勉強も楽になるんじゃないでしょうか(笑)

 

 

内容はアメリカに赴任した主人公がビジネス英語を間違えるたびにツッコミが入るというパターンで進んでいきます。日本人が間違えやすいポイントを押さえてあるので大変有益なのですが、それなりに英語を勉強している人向けの本だと思いました。初心者がこの手の本を読んでしまうと「間違えてはいけない」と意識しすぎて何も話せなくなってしまうんですよね。これは日本人の悪い点です。何事も適切な段階というものがあって、それを忘れてはいけないと思います。

 

とはいえ、その手の「日本人の英語への不安感を煽るタイトルの本」は多いですよね。デイビッド・セイン氏の本も全般的にそんな感じですが。マーケティング上はそのほうがいいのでしょうが、弱みにつけ込んでる感じであまり好きではありません。

 

それはさておき、この手の本は「使い方」が難しいですよね。本文を読んでフレーズに一通り目を通すところまではよいのですが、そこから定着させるまでが難しいのです。本文とは別に練習用のページと音声が用意してあると繰り替えしやすくていいかもしれません。特に会話の例文に関しては何度も音読して自然に出るところまで持っていかないと役に立たないですから。一度読んでも、復習せずに本棚に入れてしまうとそれで終わりになってしまうんですよね。この辺はいまだにベストな方法を見つけられずにいます。