ゲーム会社社員の英語学習日記

TOEIC満点、英検1級合格の会社員の英語学習ブログです。

最近の読書

相変わらず図書館から大量に借りて読んでいます。いつも貸し出しと予約でいっぱいの状態です。フルに埋めておくと返却期限というプレッシャーがあるので、積読になりにくい気がします。


『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
おバカな犬との愛すべき日々を綴ったエッセイです。この手の話だと最初はバカな犬でも後々賢くなっていきそうですが、マーリーは最後の最後までおバカでした。最初は読んでいて腹が立つぐらいの頭の悪さなのですが、後半になってくると飼い主家族と一緒に読者も慣れてくるんですね。そして今度は逆にこのバカっぽさが可愛くなってしまいます。

今回僕が借りたのはヤングアダルト版のようで、本来のものより読みやすくしてあったようですね。元の書籍は全米のランキングに何週間も載り続けたベストセラーだそうです。このくらいの内容なら英語でも軽く読みきれるんじゃないかな。原作を見つけたら読んでみようと思います。オーディオブックでもいけそうですが。

マーリー[YA edition]  世界一おバカな犬が教えてくれたこと
ジョン・グローガン
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『夢をかなえる勉強法』
いわゆる勉強法の本です。最近は本当に増えてきましたね。僕が学生のころにこれだけあったらなあ、と今更ながらに思います。実はこの本、以前に一度読んだことがあるんですよ。でも本棚には無いし、Amazonの購入記録にも残っていませんでした。オーディオブックで聞いたのかな?

内容は勉強法本の王道というところでしょうか。「ゴールから逆算して考えろ」というのはいいアイデアですね。現時点からの積み上げではなく、目指すゴールをまず設定して、そこから逆算する考え方です。ゴールから振り返って現状に足りないものを勉強すると無駄がないわけです。現時点からゴールへ向かうラインは何本も引けるけど、ゴールから逆算するならラインは一本しかない、という説明もすっきりしていて気持ちがいいです。この考え方は勉強以外にも使えそうですよね。会社でのキャリアパスだったり、趣味のレベルアップだったり。

著者の主催する伊藤塾では最初の授業で塾生に合格体験記を書いてもらうそうです。これによってゴールのイメージをはっきりとさせます。これも面白いですよね。まだ合格していないのに、合格したつもりになって書いてみる。ゴールがはっきりと見えるから、そこまでの道程もよく見えるので迷わないということです。

やりたいことを紙に書き出す方法としてGTDがありますが、このゴールのイメージを書き出すというところまで推し進めればもっと強力かもしれません。普段の野望を紙に書き出して、さらに野望が達成できたときの体験まで書いてみる。ここまでやれば相当しっかりとイメージが沸くんじゃないでしょうか。

夢をかなえる勉強法
夢をかなえる勉強法
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伊藤 真
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