ゲーム会社社員の英語学習日記

TOEIC満点、英検1級合格の会社員の英語学習ブログです。

最近の音読用教材

最近はライティングの合間に音読をやっています。使っているのはNHKの「入門ビジネス英語ベストプラクティス」です。NHKラジオ講座だけあって完成度が非常に高いですね。単語&文法解説も丁寧ですし、ビジネス関係のエッセイも付いています。相変わらず発音記号が無いのですが、これはNHKの方針なんでしょうか(笑)。

会話の内容は外資系企業の現場でよくありそうなやり取りが中心です。「同僚に自分を知ってもらう」から始まって「上司から改善点の指摘を受ける」「ミーティングを円滑に進める」「同僚からコーチングを受ける」といった内容が収録されています。

この本で特徴的なのは「日米のビジネス習慣の違い」に重点を置いている点です。アメリカ人はこのように考えるので、XXXといった表現が好まれる、という説明が毎回出てきます。この部分の説明が非常にしっかり書いてあるので、そのままビジネス書としても役に立つのではないでしょうか。

文法的な面では仮定法が非常によく出てくるのが面白かったです。英語の場合、日本語よりも直接的になりがちですが、場面によっては仮定法で間接的な表現を用いるんですね。こういう使い方は学校の授業では習わなかったなぁ。こんなに使える表現なら、もっと真面目に勉強していたんですけど……。

結構ボリュームのある本なので今回はやり方を変えてみました。1ユニットごとに時間をかけるのではなく、全体を軽く流すように何回もやる方法にしてみました。最初の2回が終わったので今3回目です。このやり方のいいところは最初に全体を把握できるので、残りの部分が「怖くなくなる」ところですね。最初からじっくりやっていくと残りの部分がプレッシャーになってしまうのですが、全体からやっていくと非常に楽でいいです。

3回目のやり方はこんな感じです。最初に1回軽くシャドーイングして聞き取れないところを把握します。それからCDの音声なしで2回音読して、同時に単語と文法のチェックをします。それから1回オーバーラッピング(CDの音声に合わせて音読)して、音声を音読無しで1回聞いて終了です。これで1ユニット10分弱なので、毎日4ユニットぐらいのペースで進めています。2週間以内で一通り終わるので本の厚さが気にならなくていいですね。


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