ゼロ金利との闘い
油断すると間が空いてしまいますね。最近は図書館から大量に本を借りているので、そっちを消化するのにいっぱいっぱいです。
「ゼロ金利との闘い―日銀の金融政策を総括する」
最近はデフレ＆リフレ政策の議論がネット上で盛んなので、勉強のために読むことにしました。半分ぐらい読みましたが、これはいい本のようです。内容は結構難しいのですが、この本は薄いわりに中身が濃く説明もわかりやすいです。こんないい本がちゃんと出てるんですねぇ。タイトルや表紙が地味すぎるので、あまり売れてなさそうですが（笑）
デフレ対策で日銀にできることはあるのだろうか？という点を考える上では、ゼロ金利時代に日銀がどう考えて何を実行してきたのかを知らなくては議論ができませんよね。あの当時は経済学の研究のほうが追いついてなくて、日銀が独自に考えて行動していたわけですが、その結果が学問分野の結論と一致していたあたりは非常に興味深いです。
この本はよかったので買っておこうと思います。は！図書館を有効利用しているのに買う本はあまり減ってない（笑）。いや、わかっていたんですけどね。図書館はお試しシステムとして使っていくほうがいいのかなあ・・・。
ゼロ金利との闘い―日銀の金融政策を総括する
posted with amazlet at 10.01.26
