夢をかなえる勉強法
買い置きしてあった「夢をかなえる勉強法」という本を読みました。著者は司法試験の受験指導校の講師です。
この本のいいところは著者の熱意が伝わってくる点ですね。細かいノウハウも多数紹介されているのですが、何より著者が熱い。たとえば忍耐力をつける重要性についてはこんな記述があります。
勉強はその「根っこの忍耐力」をつけるためのトレーニングになる。たとえば、もうダメだと思ってから、あと一問解くとか、もう読めないと思ってから、さらにあと一ページ読んでみる。
自分に少し負荷をかけた勉強を繰り返していくことで、「根っこの忍耐力」がついてくるのだ。
(中略)
人生のあらゆる局面で「根っこの忍耐力」は威力を発揮する。壁にぶつかったときもあきらめない。最後まで夢を捨てない。究極の意味で自分を高めていく底力となるのだ。
忍耐力大事ですね。今の自分の限界にちょっとだけ負荷をかける。その繰り返しこそ成長に繋がっていくのだと思います。英語の勉強も同じなんでしょう。シャドーイングを続けられるのが1時間だったら、さらに5分続けたり、ちょっと難しい教材に変えてみたり、少しずつ負荷をかけていくことで大きな成果が期待できるわけです。
かっこいいことを書いてはみたものの、英語の勉強に関していえば、まずは毎日同じ量をこなすのが第一ですよね。一定量の勉強をこなせないのに負荷がどうとか言ってちゃダメですな。一定量をこなすのは最低ラインと考えないと。