ゲーム会社社員の英語学習日記

TOEIC満点、英検1級合格の会社員の英語学習ブログです。

三鷹でTOEICセミナー(続き)

今度は森田先生のTOEIC上級者向け対策です。神崎先生の話を聞いて「TOEIC対策だけじゃ駄目だな」と思っていたところに、また180度逆方向の内容でした。すさまじくディープなTOEIC対策講義です。TOEIC以外ではまったく役に立たないのは間違いない(笑)。

まず最初は「TOEIC出題者の意図を知る」ということでグループワークでPart1とPart2の問題を作りました。Part1の場合、問題の写真が印刷されているので、問題の4つの文章を作ります。Part2では最初の文章が与えられて、選択肢の3つの文章を作ります。気合の入ったことに配布されたプリントはFormが2つありました(笑)。3000円のセミナーでここまでやってもらえるとは・・・すばらしい。

僕のグループはForm1のPart2でした。普段英作文をまったくやらないどころか過去に勉強したことも無いので、大丈夫かなこりゃ?と思ってましたが、どうにかなるもんですね。実際に英文を見るといろいろとパターンが浮かんできました。

最初はA or Bの疑問文です。

「A or Bの疑問文だから、素直に答えるんじゃなくて、わからない解答にしてみようかな」「名詞のmeetingを動詞のmeetに変えて、時制もずらしてみるか」「まったく同じ単語を使ってるけど、orに対してYes/Noで答えてしまうひっかけにしよう」

やってみるとかなり楽しいです、これ。

次はHow aboutで始まる勧誘文。

「正解は『そうしましょう』系で」「How aboutをHowと間違えさせたいのでbyを使って手段にしてみよう」「同じ単語を使って時制をずらすパターンかな」

最後は「あれ?昨日XXXに行ったんじゃないの?」というパターンです。最近よく出るらしい。

「正解は理由を答えるパターンで。補語を入れてちょっと長めにしてみるか」「leaveがあるからleftを連想させて右に曲がってもらおうかな」「シンプルな同じ単語のひっかけで」

その後はグループワークで作成した解答を集めて、ネイティブの方にその場で出題して頂きました。何という贅沢なセミナーでしょう!TOEICマニアが集まっていたようで、集まった問題も引っ掛けが多用されていて結構間違えてしまいました。森田先生がhave beeningが入るととたんに難しくなると言われてましたが本当にそうですね。今まさにされているのか、既にその状態なのか、写真を見た段階で身構えないといけません。最近模試をやってないので油断しまくりでした。

しかしこれだけいい問題が作れるとは、本当にTOEICが好きな人達が集まったんだなと思いました。とはいえ、あの場所でTOEICが一番好きなのは間違いなく森田先生でしょうけど。これは全会一致に違いない(笑)

その後はPart6の文章を見ながら単語の言い換えをするトレーニング(?)の紹介でした。Part6の文章一つ取ってもこれだけ言いかえができるんだなと驚きました。パラフレーズを常に意識しながら学習すると効果が高いようです。しかしこれは普段行うトレーニングに落とし込まないと続かないですね。たとえばリーディングセクションの文章を元に、全部の文章を一つずつ言い換えていく練習などはいいかもしれません(今思いついただけですが)。

最後はIPテストは難しいよ!という話でした。IPテストにはそういう背景があったのですか。韓国のTOEIC事情はかなり大変なんだなということと、韓国では問題の使い回しがほとんど無いことがわかりました。前置詞+疑問詞が出るのはいいかもなあ。僕が弱いところなので日本でも出して欲しいです。

残り時間が無かったので駆け足でしたが、最近のTOEIC公式試験の傾向についても解説がありました。すごいレベルで分析されているんですね。「whereかwhenか聞き逃しても、それまでの出現数を数えていれば推測できるんです!」みんなちょっと引いて・・・いえ感心してました(笑)。やっぱりTOEICが一番好きなのは森田先生ですよ。ここまで行くともはや麻雀ですよね。「場にwhenが2枚出てるからwhere待ち」ぐらいの。

以上、本日のセミナーの簡単な紹介でした。このくらいなら書いても大丈夫でしょうか?まずかったらご連絡ください。メールアドレスはT2HHatena(アットマーク)gmail.comです。