ゲーム会社社員の英語学習日記

TOEIC満点、英検1級合格の会社員の英語学習ブログです。

日経TEST受けてきました

暖かくなってきた4月の水道橋を風のように駆ける私・・・駅を出てから正反対の方向に進んでました。気づいたときには残り12分。会場は駅から5分、今まで歩いてきた時間は10分。

「は、走れば間に合うかな?」

全力疾走して汗だくになりながらどうにか会場に到着。途中2回あきらめようかと思いましたよ。いやースポーツクラブ通いを再開していてよかった。あと今日の朝出かけるときに履きなれた靴と最近買った靴でちょっと迷って、履きなれたほうにしていたのがラッキーでした。いや、ラッキーなら反対方向に行かないか・・・。

ちなみに説明開始の5分前には到着できました。進行スケジュールは開場が12時半、1時から説明、1時15分から試験開始です。開場から説明までの時間がちょっと短いですね。100人以上の会場なので45分ぐらいは欲しいところです。

さて肝心の試験のほうですが、全力疾走の後にしては結構よくできたと思います。

まず、最初の説明時間に時間配分を計算しました。問題100問で80分。解答用紙には問題100問が20問ずつ縦に並んでいたので、一列20問を15分で解けば5分余る計算です。実際には10秒で解ける問題も結構あったので、20分ぐらい余りました。怪しいところにチェックを付けておいたのでそこを見直しましたが、それでも時間が余ったのでさらに見直しをしました。問題によってはいくら考えてもわからない(まったく知識が無い)ものもあったので、その手の問題は放置して、間違えそうな問題を中心にチェックしました。

問題の完成度はどうだったかというと、非常によくできていました。6000円の値打ちはあったと思います。うちの会社の昇進試験に使いたいぐらいです。純粋な知識を問う問題から、経済の知識を使って推測する問題、直接答えを知らなくても関連する情報から絞り込んでいける問題など良問が沢山ありました。TOEICと違って問題用紙に書き込めるので消去法でどんどん絞り込んでいくと楽に解答できました。これは有効なテクニックだと思いますので、次回受ける人は使ってみてください。後から見直すときも楽でいいですよ。

問題のレベルが高かったので、本来ならここで紹介したいところなのですが、問題は漏らしたら駄目らしいので書けません。公開してもよいと思うんですけどね。大半の問題が2007年から2009年に起こった出来事に関するものなので、過去問が公開されても役に立たないはずです。まあ、過去問をまとめて出版する予定があるのかもしれませんが。

問題自体の完成度は高かったのですが、一点だけ大きな欠点がありました。問題文に「XXXに当てはまるものを」と「XXXに当てはまらないものを」の2つが混在しているところです。該当箇所に下線が引いてあればよいのですが、目印が何も無いので非常に間違えやすくなっています。TOEICのPart7のNOT問題で、NOTが大文字になっていないと言えばわかっていただけるでしょうか。しかもそのNOT問題が半分ぐらいを占めています。ここは最大の欠点ですね。下線を引くか、肯定文の比率を増やすかして対応すべきでしょう。今後アンケートがあったら書くつもりです。

このことに気づいたのがちょうど真ん中あたりあったので、それ以後は問題文の該当箇所に下線を引いて対応しました。あまり注意してなかった前半を見直してみたら、「当てはまらないもの」を選ぶ問題なのにを「当てはまるもの」選んでいた箇所が2箇所ありました。そもそも基本的には「当てはまるもの」を選ばせる問題が大半を占めるべきではないでしょうか?半分かそれ以上が「当てはまらない」問題だったので、素直でないというか、意地悪でやりにくい印象を受けました。文章を正しく読み取れるかを調べる試験ではないのですから、その部分で解答者を混乱させるのはよくないでしょう。

試験が終わって隣を歩いていた二人組も同じことを話していたので、結構な数の苦情が寄せられるのではないでしょうか。こうやって少しずつ改善していってほしいものです。