羽生 善治の「決断力」
羽生 善治の「決断力」を読みました。どんな業界でも第一線に立っている人達はすごいですね。米長氏は五十前で将棋のフルモデルチェンジをしているあたりが震えました。年をとっても衰えない情熱に圧倒されます。
今回のお気に入りはここら辺でしょうか。
どの世界においても若い人たちが嫌になる気持ちは理解できる。周りの全員が同じことをやろうとしたら、努力が報われる確率は低くなってしまう。今の時代の大変なところだ。何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。
TOEICなんかは努力すればするだけ報われるので、楽なものかもしれません。「仕事で努力しても給料が上がるとは限らないが、TOEICの点数は努力すれば必ず上がる」というフレーズは僕のお気に入りです。