ゲーム会社社員の英語学習日記

TOEIC満点、英検1級合格の会社員の英語学習ブログです。

TOEICを勉強の区切りに使う

英語の勉強を長期間に渡って続けていくのは難しいものです。数年に渡って英語の勉強を続けていく方法は無いものでしょうか?ここでは英語の試験のTOEICを使って勉強を継続する方法について紹介します。

英語の勉強が難しいのは年単位で続けないといけないからです。最初は高いモチベーションを持っていても、それを1年、2年と続けるのはどんな人でも無理です。意思の力に頼ってはいけません。長期的に続けるためのシステムを導入してこれに対処しましょう。(この辺は勝間和代さんの本っぽいですね)

そもそも1年と言う単位は人間が把握するには長すぎる期間です。普通の人が意識できるのはせいぜい1、2ヶ月が限度でしょう。そこで1年を1、2ヶ月単位で区切ってしまいます。

今回紹介する方法では、TOEICの試験をこの区切りに使います。ここまで書くと勘のいい方はわかってしまうかもしれませんね。そう「TOEICを毎回受ける」のです。TOEICは1、2ヶ月に一度行われます。これを毎回受けることで1年という期間を分割するのです。漠然と「勉強を1年間続ける」という目標を「1ヶ月後のTOEICに向けて勉強する」というわかりやすい目標に置き換えるのです。

1年だと先が長すぎてぼやけていたものが、1ヶ月(あるいは2ヶ月)先になるので非常に明確になると思います。自分で1ヶ月ごとに目標を立てたとしてもそれを守るのは大変です。ですがTOEICを申し込んでしまえばもう勉強するしかありません。試験日から決まっているのですから、はっきりと目標を定めて勉強できます。これをTOEICの試験ごとに行います。TOEICは1ヶ月から2ヶ月に一度行われるので、1年が自動的に8つぐらいの期間に分けられます。ようするに1ヶ月(もしくは2ヶ月)に一度のTOEICによって尻を叩かれるわけですね。

私は1年半以上これを実際にやっていますが、本当に効果があります。試験前は毎回プレッシャーできついのですが、その分勉強に打ち込めるのでメリハリが付きます。TOEICの試験を沢山受けることになるので、試験そのものにも慣れて、スコアアップにも繋がります。いい得点が取れれば資格としてそのまま利用できます。

また、TOEICという区切りを付けることで1ヶ月という単位でモチベーションの強弱をコントロールできます。私の場合、TOEICの試験が終わった直後にちょっとペースダウンします。そうしているうちに試験の結果が返ってくるので、どこが弱かったかを分析します。これまでの勉強の状況などを見直して、次の期間に何をどう勉強するかの予定を立てるわけです。予定が決まったら次のTOEICに向けてまた勉強を再開します。試験が近くなってきたら勉強時間を増やしてペースアップします。後はこの繰り返しですね。(いわゆるPDCAサイクルですね。TOEICを使った分析方法についてはまた別のエントリーで紹介します)。

英語の勉強は継続が命です。短期間の勉強を沢山積み重ねることで、大きな目標でも達成できるようになるのではないでしょうか。